かめん🐢のつぶやき No.10
天気の日には、幼稚園のプールが子どもたちの賑やかな声でいっぱいになるんじゃ。
プール遊びの日は朝から子どもたちも「プール!プール!」と、いつも以上に目をキラキラさせておったぞ。
年少組さんにとって、プールは「初めて」がいっぱいじゃ。初めての水着、初めてのシャワー、
そして初めての水たまり!最初はちょっぴりドキドキしとった子もおったようじゃがのう。
ワシら先生も、無理強いはせんのじゃ。まずは水に慣れることが一番大切じゃからな。
バシャバシャと手で水を叩いてみたり、おもちゃを浮かべて追っかけたり…。
「つめたいけど、きもちいいー!」
最初はプールのへりにしがみついとった子も、少しずつ水に触れることに夢中になっていくんじゃ。
深いプールでは、先生がしっかり抱っこして、水に体を預ける心地よさを少しずつ感じてもらうんじゃよ。
水にプカプカ漂うだけでも、立派な水遊びじゃ。
年中組さんになると、もう水遊びにも随分慣れてくるもんじゃな。
水の中での動きも大胆になってきて、自分の力でできることが増えてくるんじゃ。
ワニさんになって進んだり、先生と一緒にバタ足に挑戦してみたりと、全身を使って水と遊ぶ楽しさを満喫しとる。
深いプールでは、金魚に大変身したり、ビート板の上に乗ってみんなでバタバタしたりと
水に浮かぶ感覚を味わうのが、また格別なんじゃな。「見て見て、浮いてるー!」って、
誇らしげな顔をして見せてくれる子もたくさんおるんじゃ。
年長組さんになると、もうベテランさんじゃな!水への抵抗感もほとんどなく、水の特性を理解しながら、
もっと高度な遊びを楽しめるようになるんじゃ。
深いプールにジャボーン!と飛び込んだり、カメやイルカ、クジラに変身して水面をジャンプ!!!
水に顔をつけたり、水の中を潜ってみたりする子もおるな。
深いプールだからこそ、水の中の広がりや、自分の体が水に浮く不思議さを、体いっぱいで感じとるんじゃ。
ワシらも、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、より安全で楽しい遊びを提案しとるんじゃよ。
この「浮く」体験は、水への親しみを深めるだけやなくて、自分の体をコントロールする感覚や、
リラックスすることの大切さにも繋がっていくんじゃ。
これからも、安全に楽しく、たくさんの「気持ちいい!」「楽しい!!」をプールで感じてもらいたいもんじゃのう。